The traveller in Dreams

うたいびとのささやき

20年後の未来は

tanakaです。
いつの間にか部屋が32度になってたtanakaです。


melodyもlysicsも浮かばない、今の自分と。
20代なかばの自分。
(何が違うんだろう)と。ふと、思うわけです。


ギターは明らかに下手になってるけど
歌うことに関しては
高い音がでないことを除けば
当時と同じように気持ちを込めて歌えるし、
むしろ、うたうこと、は今の方がいいのではと。


まぁ、歌詞を書きまくるための小さいノートに書くよ。
筋力が衰えて、文字がゆがみまくるけど。


でも、何か違うんだよ。


ブログを読み返したとき
『あの時の自分は精神的にも強かったし
何より成長しようとしていた』
とあった。


当時、身近なバンドの
Gt.Vo.のブログに
「特に夢おぼろのtanakaちゃんや
弾き語りの△△ちゃんは表現者なんだよなぁ」
と書かれていた。


うーむ。歌手やラッパーも表現者
[特に]ってどんな意味だったんだろ。


〔焦燥感〕〔渇望〕か…。


何かに憑りつかれたかのように。
必死だったもんな。


よく覚えているのは、
弾き語りがメインだった頃
(CD作らなきゃダメだ)と
ソロでdemoCD作ったときや、


Gt.Vo.のバンド立ち上げたとき
[他のバンドのライブとか5曲は最低やっていた]
バンドの持ち曲が4曲しかなくて、
(2月中には1曲なんとかしてつくるぞ)
(3月中には今、曲を作るチャンスなんだ)
とノートに必死に歌詞書きまくっていたもんな。
(まぁ、曲については降りてきたからな。2つも。)


あぁ、そうか。
悲しかったのに。
誰だかわからない人にHPで嫌な文字をぶつけられた。
それと、どうしても好きになれない人がいて
[なんでそんなことするんだ。]
それが悔しくて握りしめようとしたこぶし。


それを開いて、自分はミュージシャンなんだ。と
ペンをとり、(ギターの)ネックをつかんで
行き場のない辛かったベクトルを変えたんだ。


ドラムの演奏だけでは昇華できない部分を
うたに乗せたんだ。


今と全然ちがうわ。


(最後の最期まで近くにいたから)
今は昇華できていて思い出に浸れる余裕あるし、
(まぁ、2曲ほど歌うと泣いちゃう曲あるけど)
強く生きようとしていたんだな。自分。


ふーむ。うすうす感じていたはいたけど。
(というか、この前、思い知らされたけど。)
昇華できていない、あいつはキツイんだろうな。


今の自分は「このコード進行たのしーい」って
音を楽しんでいるもんな。6曲も。


20代の必死に前を向こうとした自分。
仕事辞めたけど前を向いている自分。


同じ前を向くでも強度が違うわ。
必死さが違う。


今は無理しても身体の状態
悪くなるかもしれないから、
ゆっくりいきます。


それにしても暑いな。
なにか食べないと。